長渕剛さんが患った急性腎盂腎炎について解説

health sick

こんにちは、ハセ悟空です。

本日は、タイトルにもあるように先日ニュースでも取り上げられていました、長渕剛さんが患った急性腎盂腎炎について解説していきます。

2019年12月23日に話題となったニュースはこちら↓

急性腎盂腎炎ってなに?というところから、治療法などまでをわかりやすく解説していきます。

こんな方にオススメ↓

  • 学生で腎盂腎炎について知りたい方
  • 腎盂腎炎かもと不安になられている方
  • 似たような症状が出ている方
  • 新しい知識として取り入れたい方

上記に当てはまる方はぜひ読み進めてみてください。

目次

急性腎盂腎炎ってなに?


こちらでは急性腎盂腎炎について解説をしていきます。

読者様「急性腎盂腎炎ってどんな病気?症状は?」

順番に解説していきます。

急性腎盂腎炎とは

    細菌感染による腎盂腎杯、腎間質に炎症の起きた疾患の事で、高熱を出し、腰痛や叩打痛をきたすもの。

小児男児、若年女性、高齢男性に多く見られます。

腎盂腎杯、腎間質の場所は下の画像で確認できます↓

急性腎盂腎炎は暴行からの逆行性感染により起こり、炎症を起こす菌としては大腸菌が多いです。

ある論文では急性腎盂腎炎の80%から大腸菌が分離され、その中でもUTI(尿路感染症)を引き起こす菌として尿路病原性大腸菌(UPEC)が主とされていると発表されています。

小児では生まれつき尿路が奇形であることや、高齢男性では前立腺肥大などの尿路の障害が誘因となることがあります。

つまり、もともと尿路に何かしらの障害があり、そのうえ大腸菌が逆行性により感染すると炎症を起こす可能性がある。
という病気になります。

若い女性では性活動や妊娠に起因することがあります。

急性腎盂腎炎の症状一覧

  • 悪寒戦慄を伴う38℃以上の熱
  • 腰痛・叩打痛
  • 尿⇒混濁・膿尿が出る

主な症状は上記の通りで、診断する際もこの症状があるかないかで判断されます。

次に解説しているのはより専門的なので、一般の方は飛ばしてもらっても大丈夫です。

学生の方は、良くテスト問題になりやすい点ですね。

尿検査でわかること

    白血球の増加⇒尿培養10の5乗CFU/ml以上の細菌が確認される

他には赤血球沈降速度の亢進やCRPが陽性となります。

【CFU:colony-forming unit⇒細菌培養での※コロニー形成単位】
※コロニー形成とは
⇒微生物学で、ある量の微生物(細菌等)を、それが生育する固体培地上にまいた時に生じるコロニーの数。
コロニーとは
⇒細胞生物学にて細菌や培養細胞などが形成する単一細胞由来の細胞塊。

【CRPとは】
⇒C反応性たんぱく。炎症が起きた時に、炎症細胞が出すインターロイキンの作用を受けて肝臓で合成されるたんぱくです。
炎症と共に上昇して、炎症が収まると元に戻るので炎症の活動性を評価するのに役立てられています。

ここまでのハセ悟空的見解

ハセ悟空「寒気がひどい高熱や腰痛、尿の異常があれば気を付けたほうがいいですね。」「少しでも当てはまる方は、早めに病院で検査を受けてください」

急性腎盂腎炎の治療法と予防策


では治療法と予防策を解説していきます。

急性腎盂腎炎の治療法

まずはこちらをご覧ください↓

  • 安静を保ち、点滴で水分を十分に補給する
  • 抗菌薬を少なくとも1~2週間継続する

【抗菌薬の選択】
第一選択⇒ペニシリン系またはセフェム系。
効果が無効の場合⇒アミノグリコシド系、クロラムフェニコール、テトラサイクリンなどを併用する。

【急性腎盂腎炎の予後と予防法】
急性腎盂腎炎でが、適切な治療を行うと経過は良好です。

予防については、下記をご覧ください↓

  • 水分をこまめに摂るようにする
  • 陰部を常に清潔に保つ
  • 排便・排尿後も清潔にできるよう心がける

水分はこまめに摂るようにして、尿でしっかりと細菌を洗い出すように心掛けます。

あとは、お風呂やシャワーでしっかりと陰部を清潔に保つように心掛けてください。

急性腎盂腎炎の新しい見解


様々な論文が出ていて腎盂腎炎についての見解も少し変わってきています。

ある論文では、糖尿病患者といった生活習慣病を抱えている方、高齢者の方といった感染抵抗性が減弱している方が多くなってきているため、感染率も高くなってきているという発表もありました。

そして、もともとの有病率も高いため、そういう方が感染してしまうと、重症化したり死亡率も高くなるそうです。

ではどのように感染を防いでいけばいいのか、または感染したとしても悪化しないようにすればいいのかを解説します。

同じ論文では、innate immunity(自然免疫・先天免疫)が初期防御反応としてかなり重要な作用とされており、細菌などが侵入してきた際に働く反応で、自然免疫や先天免疫により細菌を身体から排除してくれる役割があります。

これがかなり予防していく上で重要であり、また悪化しないために重要な反応とされています。

つまり、逆を言えば免疫力が低下している際に、細菌が侵入してくると対抗する力が弱体化しているので、感染してしまったり重症化してしまうことがあります。

ただしその反作用として、局所の破壊ももたらされます。

その反作用が瘢痕として残るそうなので、うまく炎症を抑えていくことが重要となります。

ハセ悟空が考える急性腎盂腎炎の見解


少し目を逸らしたくなるような難しい話だったかもしれませんが、専門学校に通う医療課の学生さんはこれぐらいの内容は押さえておけば、急性腎盂腎炎のメカニズムや症状は把握できるかなと思います。

実際に急性腎盂腎炎や慢性腎盂腎炎に似たような症状が出ている方にとって、覚えておいておきたい内容は以下の通りです↓

  • ひどい悪寒と発熱(38℃以上)と腰痛または叩打痛
  • 尿の状態⇒膿尿や混濁した尿の出現
  • 生活習慣の見直し
  • 陰部の清潔さの有無

この4点が主な特徴かなと思いますので、あてはまりそうな方は気を付けてください。

もしくは、しっかりと医療機関で診てもらい、重症化しないように気を付けていきましょう。

では本日はこの辺で。

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